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中学受験から高校受験に切りかえて「難関チャレンジ模試11月」の結果報告
中1「早稲田アカデミー難関チャレンジ公開模試 」(2025年11月)
数学 100点 偏差値75.4 全体順位1位/972人中
「難関チャレンジ公開模試」は、早稲田アカデミー主催の「開成高・国立附属高・早慶附属高 そして都立・県立トップ高志望者が集うハイレベル模試」です。
算数から鍛え直した数学の結果です。突出した結果を出せるプロの指導と早慶合格カリキュラムがあります。
中学受験から高校受験に切りかえた小学部からの継続生
中1「駿台中学生テスト」(2025年6月)
英語 94点 全国偏差値68.2 全国順位17位/2060人中
数学 80点 全国偏差値66.6 全国順位84位/2063人中
3教科 254点 全国偏差値71.8 全国順位21位/2058人中
中学受験から手を引いて早慶高校受験に切りかえる選択肢は、中1のスタート時点でこのくらいの成績にできるのであれば正解でしょう。確実に得点にできるようにする指導です。
中学受験をしていない中学1年生からの途中入塾生 入塾からわずか4か月後
中1「早稲田アカデミー難関チャレンジ公開模試 」(2025年6月)
英語 94点 偏差値68.3 全体順位10位/1022人中
「難関チャレンジ公開模試」は、早稲田アカデミー主催の「開成高・国立附属高・早慶附属高 そして都立・県立トップ高志望者が集うハイレベル模試」です。
充実した教材と授業により、入塾時点の学力には関係なく、模擬試験や入試問題で確実に得点がとれるようになります。大切なのは学ぶ内容です。
「個別に近い環境」で「早慶に安定して合格するカリキュラム」を提供します。少人数で、歴代の卒塾生が早慶に確実に合格してきた「一番教室の合格カリキュラム」に沿って授業を進めます。
中2の6月に早慶入試過去問題演習で手応え
中1[小学部]の初回授業から学ぶ1つ1つの単元学習が、そのまま「早慶入試問題を自分で解ける力」になる特殊な指導法です。中2の6月にいきなり早慶高校入試問題に取り組んでみた結果を動画でご覧ください。
中2(6月)ちょっと暴走して
早大学院の入試演習に挑む
中2の6月は本来は単元学習を進める時期ですが、ちょっと暴走して早稲田大学高等学院の入試過去問題演習に挑んでみました。
入試演習に挑んでいるのは、入塾のお問い合わせ(中1の2月)の時点で筆算のかき方から学び直しとなった生徒です。
単元学習が終わっていない時期ですが、すでに早慶入試問題でそこそこの勝負ができる学力がついてきていることがわかります。この時期に早慶入試問題に取り組んでも手応えを実感できるほどの実力がついていく、かなり特殊なカリキュラムです。
入試過去問題演習において、同じ問題をくり返し解いてできるようにしても初見の問題となると太刀打ちできない、という状況に陥るのは、根本的な理解が足りていないことが原因です。模擬試験や過去問題演習で初めて目にした(気がする)問題に出会うたびにつまずき、それを何度も何度も解き直してパターンを覚えていく…という学び方は、非常に遠回りで、時間と労力がかかる上に「考える」ことをたのしむ余裕も生まれません。【「早慶入試レベルの問題でも自分の力で解ける知識と技術」を身につけた上で、たのしみながら模擬試験や過去問題演習に臨む作戦 】があります。
早慶入試過去問題演習に取り組み始めた段階で、入試問題を解くにあたって必要な知識や技術が揃っていないことに驚愕し、そこから改めて知識や技術を学び直したり、訓練し直したりする泥縄式では、早慶に安定して合格を出せません。一番教室はそもそもの授業の質と組み立てが違うからこそ、実際に塾生の誰もが早慶入試過去問題を初見で解いて高得点を取れるようになっています。
中1あるいは小学部からしっかり戦略を練って授業を進め、早慶に合格するルートにのせていきます。
飛び級も特殊な先取りもできる充実の小学部
学力を鍛えるならば
たのしみながら突き抜けて
中学受験から高校受験に切りかえる決断をして小5で途中入塾。行き詰まっていた「中学受験算数」をいちから立て直して小6の1月にはこのレベル。
「学ぶ力はあるものの、学力の効果的な伸ばし方が見えていない生徒たち」が突出した成績を出せる機会を掴める環境があります。
「勘で当てる算数」から脱却し、「数学的論拠に基づいた判断と精度の高い処理」ができるようになるためには、的確な指導と時間が必要です。中学受験塾で行き詰っていた算数を立て直して、小6で中1クラスに飛び級し、「青チャート数Ⅱ(図形と方程式)の問題を初見で解けるレベル」になっています。中学受験から高校受験に切りかえるのであれば、早慶合格に近づいていく手応えを実感できるのがいちばんです。
上記の動画の生徒が中1の11月に受験した「難関チャレンジ公開模試」の成績は、ページ冒頭ですでにご覧いただいています。数学1位です。
小学生の時期を有効に活用できると、そこから先の展開を有利に運べます。 中学部を迎える時点ですでに早慶高校受験合格につながる理解の基盤整備を済ませているため、中学部で扱う密度の濃い学習内容も速度を上げて対応する力がついています。一番教室の小学部の授業は「早慶高校受験に向けた中学部の内容」を緩やかに進め、大手進学塾のように中1の時点でテキストの最初の項目に戻ることはありません。
中学受験では当然とみなされる、ダブル・スクール、家庭教師やご家族による学習サポート、追加教材の購入などは一切必要ありません。学習についてはすべて当塾の講師にお任せください。
歴代の早慶合格が証明する安定の合格ルート
早慶合格およびその先を見据えた「一番教室の早慶高校受験指導」を動画でご覧ください。長期的な視野に立ち「早慶に安定して合格する学力」を着実に養います。知見を深めながら着実にレベルを上げていきます。
早慶合格ルート
授業・復習・活用・模試
安定して早慶に合格する力をつける方法があります。早慶合格ルートから外れていないことを全国模試や入試過去問題演習の結果でも確かめます。
先んずれば則ち人を制し、後るれば則ち人の制する所と為る。早期に合格の軌道に乗り、学力に余裕を持たせて入試を迎えます。慶應義塾高校・慶應義塾志木高校に合格したその先も見据えて高度な学習を進めたい生徒を対象に特殊なカリキュラムを提供します。目標に至る道筋が見えた上で「理解の基盤づくりに時間をしっかりかける」という一見すると遠回り、しかし、実際には最短の合格ルートとなる学習法があります。基礎から学び始めはしますが、あくまで高度な内容を積み上げるための土台構築です。
小学生・中1から早慶高校受験に向けて指導をした生徒の慶應義塾高校・慶應義塾志木高校の歴代合格率が100%です。開成・日比谷・西・戸山に進学した生徒を除く卒塾生全員が、東京都市圏の早慶高に進学している英語・数学専門指導塾です。早慶高校受験において着実に結果を出せる学習法があります。慶應義塾高校・慶應義塾志木高校を真剣に目指している生徒、大学受験に備えて早期に英語・数学の学力を安定させたい生徒、わくわくしながら幅広く学びたい生徒を募集します。
全国模試においてトップレベルの数値を記録しつつ、本格的な学習を進めます。これまで、一番教室の卒塾生のほとんどは中学受験の経験がまったくない生徒です(私立中学を受験したことがある卒塾生は1名のみです)。一番教室は6~3年の時間をかけて学力を高いレベルにまで引き上げて合格に導きます。
これまで、転居が必要となるような系属校は受験していません。すべて東京都市圏の早慶の合格実績です。早慶合格に向けた、小学生あるいは中1からの最大6年に渡る一貫した指導により、歴代の早慶合格率は100%です。一番教室の提供するカリキュラム・授業の内容とその成果をwebサイト上の動画や成績データでご確認ください。
学力はどう伸びる?中1入塾前→通塾1年後
学ぶ力はあっても知らないことが多い場合、「大手進学塾を選択すると、中学受験ですでに高い位置につけている集団に埋もれて学力をつける機会を逸してしまうかもしれない」と不安を覚えてお問い合わせをいただく事例や「大手の集団指導で同じような学び方をしていてはかえって突出した成績を出すことは難しくなるから」と勝機を見出してお問い合わせをいただく事例があります。現在は、条件を満たせば単科受講も可能になっていることから、ハイレベルな大学受験に向けた準備の場として一番教室を活用しようとお考えになるご家庭のお問い合わせもいただいています。
学力を鍛える方法は
プロに学ぶのがいちばん②
2024年度の新中1からの入塾生です。お問い合わせ(2月)の時点で筆算のかき方から学び直しとなりましたが、そこからわずか2か月で計算力を立て直して「入塾の問い合せから11か月後」には中学入試(聖光学院)の図形の問題に挑戦しています。
「学ぶ力はあるものの、学力の効果的な伸ばし方が見えていない生徒たち」が突出した成績を出せる機会を掴める環境があります。
開成中学の図形の問題に挑戦した様子は「公開講座・説明会」のページでご覧ください。
この動画に登場した中1生が受験した「駿台中学生テスト」の成績推移を実際の成績帳票でご確認ください。
入塾お問い合わせの段階で臨んだ「チェックテスト」では、時間無制限で取り組んでみても、正解できた問題は1問だけでした。そこから2か月で計算力を立て直して鍛え上げ、入塾試験(中1準備講座開始から約2か月後に実施)では1問以外のすべてに正解しています。大事な場面で発揮できる底力は重要です。この入塾試験(4月3日)からさらに2か月後・4か月後・9か月後の「駿台中学生テスト」の結果です。
2月の入塾時点では筆算のかき方から学び直しとなりましたが、そこから大転換を遂げて6月には数学の偏差値は60にのるところまできています。本格的な中学受験勉強の経験もない場合、得点を伸ばしていく土台を築くところから手をつけるため、「理解の基盤整備」には時間と労力がかかります。
中1入塾の問い合せから4か月後「中1駿台中学生テスト」(6月)
英語 91点 全国偏差値64.9 全国順位49位/2092人中
数学 75点 全国偏差値63.6 全国順位144位/2092人中
中1入塾の問い合せから6か月後「中1駿台中学生テスト」(8月)
英語 92点 全国偏差値68.4 全国順位27位/1827人中
数学 60点 全国偏差値60.7 全国順位222位/1826人中
中1入塾の問い合せから11か月後「中1駿台中学生テスト」(1月)
英語 88点 全国偏差値71.1 全国順位9位/1791人中
数学 80点 全国偏差値62.9 全国順位114位/1791人中
中1の1月の時点でひとまず偏差値60台にはのっていますが、この状況からさらなる高得点に安定するまで、まだしばらく時間がかかります。数学で上位につけるには、中学受験経験者に交じって結果を出すことが必要になります。
☟ここを目指して進んでいます。
一番教室の学習の流れに乗ることで着実に合格へと近づいていきます。
ここからさらに進めて、中2の6月の時点での学習状況は、ページ冒頭の動画「中2(6月)にちょっと暴走して早大学院の入試演習に挑む」ですでにご覧いただいています。
基礎から理解を積み上げて群を抜いた成績にする。これが一番教室の指導の真骨頂です。
入塾問い合せの時点の学力を問わない理由
上記の「駿台中学生テスト」の成績推移をご覧いただいたように、入塾のお問い合わせの段階で「基礎の基礎」から立て直しが必要になる場合もあります。一番教室の授業と教材を活用して、短期間で挽回できる力があるならば、お問い合わせの時点での学力を気にする必要がありません。
一番教室は、入塾のお問い合わせをいただいた時点で、基礎学力を確認するテストを受けていただきますが、それは入塾試験ではありません。一番教室の授業を受けて指導に沿った復習・訓練をし、身につけた知識・技術をつかえるようにするサイクルを維持できれば、学力は飛躍的に伸びていくため、通塾開始時点の学力でふるいにかける必要がありません(※早慶高校受験に向けて英数を指導する進学塾であるため、専門外の特殊対応が必要になる場合はお引き受けできません)。
中1から入塾する場合には、授業開始から2か月近くを経て入塾試験を実施します。入塾試験の内容は、授業で扱っている内容と大きな変化はなく、授業で学んだことを再現できるかどうかを確認するための試験です。特殊な準備は必要ありません。小学生のうちに学習習慣がほとんどなかった場合、興味・関心が薄い場合、労力のかかる訓練を嫌う場合には、入塾試験というよりも、入塾試験以降に毎週の学習[復習]を継続させていくことが難しくなっています。このような場合を除いては、確実に実力がつき、これまでの卒塾生のように群を抜いた成績になります。
袋小路の中学受験から大逆転の早慶高校受験
中学受験から高校受験に切りかえる途中入塾生も学力が飛躍的に向上します。「途中入塾・講師より」 のページにて動画「小5途中入塾 それは…」から 動画「中学受験をしないならば時間を効果的に使いたい」までの軌跡をご確認ください。文章題テストや計算テストをダウンロードして挑戦してみることもできます。
中学受験算数で行き詰るのは、計算の基礎力や基本的理解が足りないことだけではなく、論理的に考える訓練がほぼなされていないことが原因です。「勘で当てる算数」から脱却し、「数学的論拠に基づいた判断と精度の高い処理」ができるようになるためには、「的確な指導」と「効果を意識しながら演習を重ねるための時間」とが必要です。悪戦苦闘の先に待ち受ける大きな成果がつぎの挑戦につながります。
ページ冒頭の「駿台中学生テスト(6月)」「難関チャレンジ公開模試(11月)」の結果報告でご覧いただいたように、小学生の期間を有効に活用することで、“集団の上位から失速して引き離されていく厳しさを味わった中学受験”から“いちから立て直して本格的に鍛え上げ、集団の最上位につける高校受験”に切りかえることも可能になります。
中学受験をしないなら早慶高校合格の軌道へ
2018年に向けて打ち出した「あえて中学受験をしない戦略」。「小学4年生から始める早慶高校受験準備のカリキュラム」で学習を進めた結果、2022年には「中2の秋に早慶高校入試演習に取りかかれるカリキュラム」が完成し、 早い時期に早慶に合格する見通しが立つようになりました。2024年に早慶に合格した小4からの継続生は、2017年小3の時点で「中学受験で結果を出すのは並大抵のことではない」というご家庭の冷静な判断により、高校受験での早慶合格の可能性を模索し、一番教室の小学部にお問い合わせいただきました。そこから電車で通う練習をし、さらに自転車で通う経路も覚えて通塾となりました。
中2早慶入試演習
慶應義塾H24 英語
中2秋には早慶高校受験の入試過去問題の演習に取りかかれるカリキュラムです。動画は英語入試演習の第2回目にあたる慶應義塾高校H24の授業風景です。
中3ゼミ形式の授業に入る前段階として、ひとりひとりの解答能力を上げるべく、長文の徹底解説と出題パターンごとの対処法の整理にきちんと時間を割きます。これまでに学習した知識・技術のすべてが活用でき、パズルのピースがつぎつぎとはまっていく感覚を楽しめます。
中学2年生のこの時期では、速度・精度がまだまだ十分ではないため、時間内で5~6割、時間を延長しても8割~8割5分の得点です。文法問題はすでに得点源にでき、英文の構造も見えていますが、処理速度が十分ではないことと、読解の技術がまだまだ粗削りであることが課題です。ここから仕上げて入試期に余裕を持たせます。
「あえて中学受験をしない戦略/小学4年生から始める早慶高校受験準備」を打ち出してから6年の歳月を経て2024年春にようやくの入試結果報告となりました。小学4年生から中学3年生の12月初めまで通塾をしてかなりの余裕をもって慶應義塾志木・早大本庄・慶應義塾の3校すべてに合格しています。
2024年までは「小学6年生から早慶高校受験の合格につなげるしくみ」があることを示してきましたが、2024年以降は「中学受験を選択せずに小学4年生から高校受験で早慶に合格させるしくみ」もあることを示せるようになりました。
「小4から準備をして入試期に気づいたこと」
小学4年生から中学3年生の12月初めまで通塾した生徒が、合格後に一番教室を久々に訪れ、入試直前期から入試期間についての話になりました。
入試直前期は大手進学塾の早慶クラスで3科目を受講して周りの学習状況を知ることができ、高校受験で早慶に合格するのが一般的にはかなり難しいことに気づかされたそうです。
「(入試前に)周りの人たちがめちゃめちゃ勉強していて『(入試に向けて)そんなに勉強しないといけないものなんだ』って正直結構焦りました。」「今年の入試問題が結構簡単で『あれ?こんなに簡単で大丈夫なの?』ってなりました。」「早慶も余裕で全部受かっていてよかったです。」「入試問題は簡単だったはずなのに受かっていない人たちがかなりいるってわかって、あんなに勉強しているのに『早慶ってそんなに受からないものなんだ』って本当にびっくりしました。」と驚きの連続だったそうです。
一番教室の中ではまったくわかっていなかった「世間一般の早慶高校受験というもの」の全体像を知ることができる良い機会になったと言います。小学4年生からの通塾の期間、学習の意識が下がる度に何度となく「早慶高校受験は世の中では厳しい受験とされている」と説明をしてきましたが、やはり、百聞は一見に如かずです。 受験を終えてようやく、小学4年生からきちんと学んできたことの価値を実感できたそうです。
慶應義塾高校の入学式までに学んでおくべきことの助言をふまえて、準備に取りかかっているとのことでした。常に先を見据えた準備が大切です。
小学生からの高校受験準備は本人の自覚が生まれるまでに時間がかかります。そのため、ご家庭がしっかりと舵を取り、先を見据えて準備を進めておくことが必要になります。
上記の生徒が受験した中3秋の模試の成績です。
中3「早稲田アカデミー早慶実戦オープン模試」(10月9日実施)
英語 91点 偏差値68.9 全体順位40位/2119人中
数学 70点 偏差値72.9 全体順位26位/2119人中
※「早慶実戦オープン模試」は早稲田アカデミー主催の模試です。
かなり気が緩んだ状態で受験し、大失敗をしたことで受験当日の自己採点後に反省会が開かれました。が、成績帳票ではそれほど悪い数値には見えていません。「入試直前期に余裕ができるカリキュラム」のよくない側面は精神年齢を上げきれないと気が緩んでしまう点であり、よい側面はかなりの失敗をしても、結果的に受験者層の中では比較的上位につけていられる点です。
英語単科でのんびり学習をすすめていた上記生徒の2018年小4クラスでは、算数の授業は小学5年生から始めています。当時は「小学校の学習内容」を1時間半で学んでいく非常に緩やかなカリキュラムでした。定着の状況をみながら段階的にカリキュラムを更新し、現在の小学部の姿に変わっています。
歴戦の猛者と肩を並べるには入念な準備を
2024年度より小学部のカリキュラムを変更し、小学4~5年生で中学受験算数を真剣に学んだ上で数学・英語を先取りしています。慶應義塾湘南藤沢中等部の入試問題に取り組んでいる様子をご覧ください。小学部も入試問題が解けるように学んでいます。
動画「中学受験をしない小6が中入試問題も扱える授業①」(慶應義塾湘南藤沢中等部 大問4)
動画「中学受験をしない小6が中入試問題も扱える授業②」(慶應義塾湘南藤沢中等部 大問6)
かつての小学部は、中学受験のような大きな負荷がかからないように配慮していましたが、時代は変化しています。中学受験が過熱する中、中学受験経験者に学力で大差をつけられないための対策が必要になっています。現在は、高校受験で早慶に安定して合格するために、「中学受験で本気で慶應・早稲田を目指していた生徒と肩を並べて戦える学力」をつけるカリキュラムに組み直してあります(参照「小学4年生 カリキュラム」「小学5年生 カリキュラム」)。これにより、中学受験をしない小学部からの継続生であっても、中1の時点で模擬試験において、数学満点も可能になりました。ページ冒頭の「『難関チャレンジ公開模試(11月)』の結果報告」でご覧いただいています。
算数のカリキュラムを見直したことにより、中学受験から早慶レベルの高校受験に切りかえる途中入塾生にも取り組み甲斐のある授業になっています。一般に、中学受験コースに在籍していた生徒が高校受験準備コースに通うと、算数のレベルが低いことに落胆します。一番教室の小学部であれば、「早慶高校受験合格」という目標までの道しるべがある上で、算数のレベルを大きく落とすことなく、他より一歩先を行く学習を進められます(動画「小5途中入塾 それは…」~ 動画「中学受験をしないならば時間を効果的に使いたい」)。
乾坤一擲の大勝負にしない早慶高校受験準備
「早慶高校入試における合格」を安定して実現させるのは「成功のパターンを必要な場面で確実に再現できる力」です。その再現性の高さを「将来を見据えた理解重視の指導」と「効果を意識した学習の継続」により実現します。運に頼るような受験では、確実な結果は期待できません。好ましい出来事が起こるのをただ待つのではなく、自らの取り組みでそれを引き起こす。これが一番教室の志すところです。
慶應義塾高校合格発表当日(2018)
向かい風の中、慶應義塾高校の合格発表掲示板へと向かう受験生。
彼は合否結果をwebではなく、自ら赴いて掲示板で確かめます。(2018)
中学3年間、あるいは小学部を活用してそれ以上の年月をかけて専門性の高い内容をしっかりと学びます。着実に学力を伸ばし続け、鍛え上げた実力で合格を手にします。一番教室が目指すのは「早慶高校受験合格のその先」までを見据えた指導です。
慶應義塾志木高校・慶應義塾高校の合格率はこれまで100%です。早慶高校入試に向け、小学生あるいは中学1年生から英語・数学を指導した塾生の全員が早慶に合格してもいます。卒塾生の大半が中学受験の経験が一切なく、基礎知識の整理から学力を伸ばして全国レベルで上位に入っています。第1志望である都立日比谷・都立西・都立戸山、あるいは開成高校に進学した場合を除いて、早慶志望者の全員が第1志望の慶應・早稲田に進学しています。
合格実績は受験者□名中 □名合格の形で載せています。合格実績に記載している早慶合格者は、中学2年生の秋から通塾を開始した[一番教室ができる直前にお問合せをいただいた]生徒1名を除いては、全員が早慶高校受験に向けて小学生・中1から指導をした生徒たちです。
※3~4年間通塾して早慶に合格・進学をしていても、最終的に推薦により合格した生徒たちは数字に含めていません。また、単科受講生たちの早慶合格も実績の数字に含めていません。
2014年 早慶高校受験 合格実績
| 慶應義塾 |
| 1次 |
2次 |
3名 (受験者3名) 合格率100% |
3名 (受験者3名) 合格率100% |
| 早大本庄 |
| 1次 |
2次 |
3名 (受験者3名) 合格率100% |
2名 (受験者3名) ー |
中学1年生から受験指導をした卒塾生(2名)と小学6年生から受験指導をした卒塾生(1名)の全員が早慶に複数校合格しています。3名とも中学受験をしていない生徒たちです。上記の3名はそれぞれ、慶應義塾志木高等学校、慶應義塾高等学校、早稲田大学高等学院に進学しました。
2月7日以前の受験の市川学園・立教新座、2月12日の青山学院・明大中野についてもすべて、受験者全員が合格しています。
このほか、単科受講生についても、複数名が早慶に合格をしています。
2015年 早慶高校受験 合格実績
| 慶應志木 |
| 1次 |
2次 |
6名 (受験者6名) 合格率100% |
6名 (受験者6名) 合格率100% |
| 慶應義塾 |
| 1次 |
2次 |
6名 (受験者6名) 合格率100% |
6名 (受験者6名) 合格率100% |
| 早大本庄 |
| 1次 |
2次 |
6名 (受験者7名) ー |
4名 (受験者5名) ー |
英語・数学を受講した早慶クラス(男子6名・女子1名)の全員が早慶に複数校合格しています。上記の7名は、第1志望の都立高校、もしくは慶應義塾高等学校に進学しています。私立中学の受験経験者が1名、都立中高一貫校のみの受験経験者が2名、中学受験をしていない生徒が4名です。
推薦合格者は数字に含めていません。また、単科受講生についても、複数名が早慶に合格しています。「早慶高校入試に向けたカリキュラムに沿って英数を継続して指導できれば、早慶にきちんと合格できること」を分かりやすく示すために、推薦合格者や単科受講生を上記の合格の数に含めていません。ここでは「英語・数学の2科目を最後まで履修していること」「筆記試験の結果で合格を決めていること」の2つの条件を満たした合格者の数を公表しています。
2月7日以前の受験の市川学園・立教新座、2月11日の豊島岡女子学園についてもすべて、全員が合格しています。
※早稲田大学高等学院は慶應義塾志木高校の2次受験により受験者がいませんでした。
2015年 都立高校受験 合格実績
2015年卒塾生は、都立を第一志望に据える生徒が多数在籍していました。都立中高一貫校の受験で悔しい思いを経験した生徒が多く在籍したためです。全員が第一志望の都立高校に合格し、第一志望の高校へと進学しています。
学力の立て直しのために個別指導をお引き受けした方々からは、無事に早慶に合格したという嬉しいご報告をいただいております。
現在は、早慶高校受験に向けた生徒の募集を本格的に再開し、中1から継続して指導をしてきたクラスがあるため、個別指導のご依頼は基本的にお引き受けしておりません。
2018年 早慶高校受験 合格実績
| 慶應志木 |
| 1次 |
2次 |
1名 (受験者1名) 合格率100% |
1名 (受験者1名) 合格率100% |
| 慶應義塾 |
| 1次 |
2次 |
1名 (受験者1名) 合格率100% |
1名 (受験者1名) 合格率100% |
| 早大本庄 |
| 1次 |
2次 |
1名 (受験者1名) 合格率100% |
1名 (受験者1名) 合格率100% |
中学1年生から受験指導をした卒塾生(1名)が、受験をした早慶のすべてに合格し、慶應義塾高等学校に進学しています。
2月7日以前の受験の栄東(東・医/S特待)・立教新座を含めてすべての受験校に合格しています。
2018年春の卒塾生は2名です。小学6年生から受験指導をした、もう1名の生徒についても、推薦で早稲田実業に合格を決めています(「卒塾生の声」をご覧ください)。卒塾生の2名ともが中学受験の経験がない生徒です。これまでと変わらず、早慶の合格率は100%になっています。
この学年は残念ながら中3まで学習を継続した生徒がいないため、中3クラスがありませんでした。
2020年 早慶高校受験 合格実績
| 慶應志木 |
| 1次 |
2次 |
2名 (受験者2名) 合格率100% |
2名 (受験者2名) 合格率100% |
| 慶應義塾 |
| 1次 |
2次 |
2名 (受験者2名) 合格率100% |
2名 (受験者2名) 合格率100% |
小学6年生から受験指導をした卒塾生(2名)が、受験をした早慶のすべてに合格しています。いずれも中学受験の経験がない生徒たちです。
2月6日以前の受験の栄東(東・医/A特待)・立教新座・明大中野を含めて受験校すべてに合格し、慶應義塾高等学校に進学しています。
※早稲田実業は慶應義塾高校の1次試験日との日程重複により、早稲田大学高等学院は慶應義塾志木高校の2次試験日との重複により、受験者がいませんでした。
2021年 早慶高校受験 合格実績
| 慶應志木 |
| 1次 |
2次 |
1名 (受験者1名) 合格率100% |
1名 (受験者1名) 合格率100% |
中学1年生から受験指導をした卒塾生(1名)が、受験をした早慶のすべてに合格し、慶應義塾高等学校に進学しています。この年度は学習を継続した生徒が1名でした。中学受験の経験がない生徒です。一番教室では、好成績に過信することなく学習を継続できる生徒を募集しています。
2月7日以前の受験の栄東(東・医/A特待)・立教新座を含めて受験校すべてに合格しています。
※この年度の慶應義塾高校は、2次試験(面接)の実施はありませんでした。
※早稲田実業は慶應義塾高校の1次試験日との日程重複により、早稲田大学高等学院は慶應義塾志木高校の2次試験日との重複により、受験者がいませんでした。
2022年からは中3の入試期まで学習を継続している生徒がいないため、中3クラスはありませんが、理解の基盤整備から始めて早慶高校入試の過去問題演習を解き進める時期まで通塾されている方々はこれまでのところ、どなたも早慶に合格されています。2024年は、2018年から取り組んだ「小学4年生から始める早慶高校受験準備」のカリキュラムで中3の12月初めまで通塾をした生徒がかなりの余裕をもって慶應義塾志木・早大本庄・慶應義塾のすべてに合格しています(「小4から準備をして入試期に気づいたこと」)。
想定外の方向転換と盤石堅固の早慶受験指導
現在では、「早慶高校受験合格の先」までを見越したカリキュラムであるため、早期に早慶に合格する見通しが立ってくることから、入試期まで通塾しないことが多くなりました。これは塾を開いた時点では想定していなかった展開でした。当初は、入試期の「もしも…」が気にかかり、入試日まで精進するよう説得をしていましたが、合格可能性の高い、自らの意志のある中学3年生を無理につなぎとめようとするほうがかえって勉強を滞らせることを認識し、方向転換をはかりました。一番教室は合格実績のカウントにこだわらず、小学生[中学1年生]から鍛えて早慶に余裕をもって合格できるレベルに導くこと、高校進学後に専門性を上げて学べる学力を養うことに地道に取り組みます。
中3の秋以降は、希望者を対象に、さらなる発展内容を学びながら入試の準備も進めるカリキュラムに移行します。数学は、中1~中2の学習では扱っていなかった数学ⅠA(集合・二次関数・三角比)の先取りもします。先取り学習に進むことになる中3の秋の時点で、継続して受講をするか否かを各自で判断してもらいます。
これまで慶應義塾を真剣に志望している場合は学習を継続できる傾向にあったことから、現在は慶應義塾高校・慶應義塾志木高校を真剣に目指す生徒を中心に募集しています。学習内容が高度になるため、大学受験に向けて早期に英語・数学の学力を鍛えておきたい生徒にも向いている授業です。「運ではなく実力で合格をするために、真剣に学力を鍛えたい生徒」「考える問題に取り組むことが好きで、将来的に活用できる勉強を本気でやりたい生徒」のための授業です。
一番教室は、基礎的な内容から早慶の高校入試問題に至る発展的な内容まで、知識と理解をきれいに結んで教えられるところが特異点であり、そこに注力している専門塾です。小学4年生からの早慶高校受験指導も行っています。理解を重視し、学力の基盤を整え、学び方を工夫することで入試得点力を飛躍的に伸ばせます。
コロナ禍における紆余曲折も経て、当初の予定からはやや遅れたものの、2022年には「中学2年生の秋に早慶高校受験の入試問題演習に取りかかれるカリキュラム」が実現し、現在に至ります。かつては「敢えて中学受験をしない選択」や「中学3年生の時点で早慶入試演習に取り組む」といった方針を打ち出したのは一番教室くらいでしたが、現在では早期から入試過去問題に取り組むことを打ち出す進学塾が多くなりました。しかし、早慶入試演習の開始時期をいくら早めても、実際に得点にできる学力がついていなければ、大した価値はありません。早慶入試演習に取りかかる段階で、早慶合格に向けた準備が整いつつある手応えを自覚できる得点がとれるように組み立ててあるカリキュラムが一番教室の強みです(ページ冒頭の動画「中2(6月)にちょっと暴走して早大学院の入試演習に挑む」)。
早慶入試演習の開始時期を早めたきっかけ
早慶入試演習に早期に取りかかるようにしていることには理由があります。ひとつには、近年の中学入試・大学入試のレベルが上がり、進学先で将来の可能性を狭めずに学び進めるためには、高校受験準備の中でしっかり学んでおく必要があるからです。また、中学受験を経験していない場合、往々にして鍛え上がるまでに時間を要することも理由となります。早慶進学後あるいは大学受験に向けて余裕をもって次のステージに進められる準備を整えます。
現在では中学2年生の秋から冬の時期になると早慶高校入試過去問題演習に取りかかれる流れになっています。入試演習の開始時期を意味もなく早めたわけではありません。もともと入試演習の開始時期は他塾より早めに設定していましたが、それは、中学受験を経験していない小学生を指導して早慶に確実に合格させるには、試験に上手く対処できない要領の悪さを補えるように早慶入試演習の期間を長く設けておく必要があったからです。
現在のように中2の秋に入試演習を始められるほどカリキュラムを早めたきっかけは、早稲田アカデミー主催の「難関チャレンジ公開模試」の中2の試験範囲がかつてよりも広くなったことにあります。指導要領の改訂に伴い、進学塾が全体にカリキュラムを調整するのは当然の流れです。「難関チャレンジ公開模試」の試験範囲となる学習内容を真剣に指導しようとすれば、中1の間に学ぶべきことが多くなり、中1から入塾するクラスは授業時間を増やす必要が出てしまい、特殊なカリキュラムで学ぶコースとなりました。
学びきれていない内容で試験を受ける利点がないため、模擬試験の出題範囲に合わせて授業を進めたことで、早慶入試過去問題演習に取り組める時期がかつて想像もできなかったほど早くなりました。
中学受験算数に真剣に取り組む小学部の成果
現在はかなりの余裕をもって早慶に合格できていますが、時代がどんどん変化することも考慮して、2024年度より小学部のカリキュラムを改め、小学4~5年生で中学受験算数を本格的に学んだ上で、数学・英語を先取りしています。
動画「中学受験をしない小6が中入試問題も扱える授業①」(慶應義塾湘南藤沢中等部 大問4)
動画「中学受験をしない小6が中入試問題も扱える授業②」(慶應義塾湘南藤沢中等部 大問6)
これにより、中学受験をしない小学部からの継続生であっても、中1の時点で模擬試験において、数学満点も可能になりました(ページ冒頭の「『難関チャレンジ公開模試(11月)』の結果報告」)。
このような成績を出せたとしても、生徒自身が「学習内容の価値」を本当の意味で理解しているケースはほぼ皆無という、講師にとっては厳しい現実があります。彼らがしみじみと実感するのは、たいていは、早慶入試過去問題演習を進めていく段階、あるいは、入試直前期に周りの早慶志望者が苦戦する状況を観察し始めた段階です。小学部から指導をすると、精神年齢が上がりきらないうちに模擬試験の群を抜いた成績が出るため、学習内容の真の価値が正しく伝わるまでに、気の遠くなるような時間を要します。これが、「みんなからも天才って言われるくらいものすごくできるようになったから、もう宿題はやりたくないので塾を辞めます。」という退塾の理由にもなっています。大手進学塾で教えていた頃には聞いたこともなかったことばですが、現在では慣れました。天才になることはありません。
時代が変わり、中学受験が過熱する中、高校受験において早慶合格を狙うのであれば、「中学受験で真剣に慶應・早稲田を目指していた生徒と肩を並べて戦える学力」を養っておく必要があります。
算数のカリキュラムを見直したことにより、中学受験をやめて早慶高校受験に切りかえる途中入塾生にとっても、挑戦し甲斐のある学習内容となっています。中学生になるまでに、他より一歩先を行く高校受験準備を進めます。
小学6年生、あるいは中学1年生から通塾を開始するクラスは、1週あたりの授業時間を増やし、カリキュラムを進める速度を上げて、小学4年生からの継続クラスに追いつくよう調整をします。早慶高校受験に向けて時間的な余裕が生まれることで、中学3年生の期間を有効に活用できるようになります。一番教室のカリキュラムには、入試に対応できる学力が比較的早期に養われるという大きな利点があります。
入試期に余裕をもたせるカリキュラムではありますが、英語につきましては、実際の入試において確実に結果を出すために、中学3年生を迎えてからも入試演習と並行して長文読解などの細かい技術を学び進めます。高校受験をする場合、ひとつ下の学年の授業にスライドさせる作戦は、入試においてかなりの要領の良さを発揮しなければならず、安定感を欠く受験となる恐れがあります。中高一貫校に通う生徒が大学受験に向けた準備をする場合を除いては、ひとつ下の学年で授業を受けることは避けてください。
大手進学塾で教えていた時代からこれまで、高校受験を経る10~20年という長期的な視点で生徒たちの成長をとらえたときに、高校受験で早慶になんとか合格をさせるだけでは十分ではないことを思い知らされる経験が数多くありました。一時的な運の良さや小手先の技術でその場をしのいで合格を勝ち取ることにそれほど大きな利点がないことを痛感してまいりました。高校受験を通して、真に学ぶ力、学び続けられる力を身につけ、情熱にあふれた人生を自ら導けるようになることが生徒ひとりひとりにとっていかに重要であるのかを学びました。
「小学4年生からの高校受験準備により入試期にゆとりをもって早慶合格に至る」という戦略もあることを示せるようになった現在、すでに取りかかっている新たな取り組みに奮闘する中、大手進学塾時代の卒業生が一番教室を訪ねてくれました。12年ぶりの再会でした。「あの頃の授業の、血がたぎるような感覚が忘れられない」という最高のほめ言葉と「人生の長い道のりのうち、分岐点を迎えたときには胸が高鳴るほうを選んで挑戦したい」という情熱的な言葉に大いに感奮しました。
一番教室の「早慶高校受験での合格の先を見据えた授業」「自在に運用できる知識にしていく授業」に興味を持ち、好奇心を絶やさずに学習を継続できる生徒、将来に向けた準備として英語・数学を鍛えたい生徒を募集しています。
早慶高校受験に向けて、小学生あるいは中学1年生から指導をした生徒の全員が、全国模試「駿台中学生テスト」「駿台高校受験公開テスト」において成績優秀者として氏名を載せてきました。2017年度から成績優秀者の氏名掲載がなくなりましたが、それまでと変わらず、全員が全国のトップレベルに入ります。当然ながら各回の順位に変動はありますが、どの生徒についても、これまでに全国順位ひと桁という成績を出しています。また、中学3年生の9月以降の「駿台高校受験公開テスト」において、3科目総合の順位においても全員が全国101位以内を記録しています。
成績優秀者の氏名掲載がなくなった学年からは、以下に「駿台中学生テスト」の個人成績表を受験者全員について掲載しています。塾生全員の全国順位と偏差値をご確認ください。
「駿台中学生テスト」および「駿台高校受験公開テスト」個人成績表の見方
中2の生徒G君の8月の駿台中学生テストの個人成績表です。英語のデータをもとに、左から順に①~⑦の項目別に説明します。また、成績表にある偏差値などの数値から読み取れる情報についてもコメントします。
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- ① 得点:この模試でとった得点。今回のG君の得点は96点。
- ② 全国成績:全国各地で受験をしたすべての受験者の中での成績について
- 平均点:この模試を受験した全国のすべての生徒の平均点。今回の全国の受験者の平均点は55.1点。
- 偏差値:この模試を受験した全国のすべての生徒の中での偏差値。今回のG君の全国偏差値70.7。
- 評価:A~Eまでの5段階での評価。今回のG君の成績に対する評価はA。
- 席次(位/人中):この模試を受験した全国のすべての生徒の中での順位。今回の全受験者数は3632名。G君の全国順位は全国6位。3632人中6位なので「6/3632」と記載されます。
- ③ 偏差値グラフ:全国成績の偏差値を示したグラフ。ここでは②の全国偏差値70.7をグラフにしています。
- ④ 男女別成績:全国各地で受験をしたすべての男子受験者あるいは女子受験者の中での成績について(G君は男子であるため、ここでは全国の男子受験者の中での成績を示しています。)
- 平均点:この模試を受験した全国のすべての男子生徒の平均点。今回の全国の男子受験者の平均点は54.5点。(②の全国平均点が55.1点であることから、女子の平均点のほうが高いことがわかります。)
- 偏差値:この模試を受験した全国のすべての男子生徒の中での偏差値。今回のG君の全国男子での偏差値71.0。(男子全体の平均点が低いため、④の偏差値は②の全国偏差値よりも高く出ています。)
- 席次:この模試を受験した全国のすべての男子生徒の中での順位。今回の男子の全受験者数は2049名。G君の全国男子の順位は全国5位。2049人中5位なので「5/2049」と記載されます。(G君の②の全国順位は6位であるため、全国順位の1位から5位までに女子が1名含まれていることがわかります。)
- ⑤ 都道府県別成績(東京都):都道府県で受験をしたすべての受験者の中での成績について(G君は東京都で受験をしたため、かっこの中に東京都と記載されています。)
- 平均点:この模試を受験した都道府県(ここでは東京都)のすべての生徒の平均点。今回の東京都の受験者平均点は55.7点。(②の全国平均点が55.1であることから、東京都は少しだけ平均点が高いことがわかります。)
- 席次:この模試を受験した東京都のすべての生徒の中での順位。今回の東京都の全受験者数は1361名。G君の東京都の順位は全国6位。1361人中6位なので「6/1361」と記載されます。(②の全国順位6位と⑤の東京都順位6位から、東京都内に全国順位の1位から5位までがいることがわかります。その5名は、男子4名・女子1名であることが④によって判明しています。)
- ⑥ 団体成績:この模試の申し込みをした団体[=塾](つまり一番教室)のすべての受験者の中での成績について(「団体」とはそれぞれの「塾」のことを表します。複数の校舎がある塾であれば、その複数の校舎をすべてまとめた「塾全体」の中での成績を表しています。)
- 平均点:この模試を受験した団体[=塾]、つまり「一番教室」のすべての生徒の平均点。今回の一番教室の平均点は95.0点。(②の全国受験者平均55.1点よりもはるかに高くなっています。)
- 偏差値:この模試を受験した団体[=塾]、つまり「一番教室」のすべての生徒の中での偏差値。今回のG君の塾内偏差値52.4。(G君の得点が96点であり、塾内での平均点が95.0点であるため、G君は一番教室の中で平均を1点上回っています。そのため、平均を表す偏差値50.0よりも少し上の数値が出ています。)
- 席次:この模試を受験した団体[=塾]、つまり「一番教室」のすべての生徒の中での順位。今回の一番教室の全受験者数は4名。G君の塾内順位は3位。4人中3位なので「3/4」と記載されます。(ここから、1名が大コケしていることが判明します。ちなみに117位でした。やっちゃいましたね。)
- ⑦ 教室(クラス)別成績:この模試の申し込みをした団体[=塾]の所属校舎での成績について(一番教室のように、校舎が複数存在しない塾は、⑥と同じ数字が記載されます。)
- 平均点:この模試を受験した団体[=塾]の所属校舎、つまり「一番教室」のすべての生徒の平均点。(校舎が1つしかない一番教室の場合は⑥と同じです。大手進学塾では、受験をした生徒が所属している校舎の平均点です。その校舎内で学力別にクラスが分けられていても、その校舎全体の平均を出しています。)
- 偏差値:この模試を受験した団体[=塾]の所属校舎、つまり「一番教室」のすべての生徒の中での偏差値。(校舎が1つしかない一番教室の場合は⑥と同じです。大手進学塾では、受験をした生徒が所属している校舎内での偏差値です。その校舎内で学力別にクラスが分けられていても、その校舎全体の中での偏差値を出しています。)
- 席次:この模試を受験した団体[=塾]の所属校舎、つまり「一番教室」のすべての生徒の中での順位。(校舎が1つしかない一番教室の場合は⑥と同じです。大手進学塾では、受験をした生徒が所属している校舎内の順位です。その校舎内で学力別にクラスが分けられていても、その校舎全体での順位を出しています。)
模試のデータの見方がわかると、さらなる発見ができてたのしめます。ぜひ、以下の「全国模試実績(駿台中学生テスト・駿台高校受験公開テスト)」のデータも分析してみてください。また、「紹介動画・特色」のページにおいて、この模試を受験した残りの3名の塾生の成績表とともに、さらなる情報分析も載せていますので、ぜひ、ご覧ください(「深掘り!『駿台中学生テスト・駿台高校受験公開テスト』個人成績表の見方」)。